魔法瓶のサーモスが作ったイヤホン「VECLOS EPS-700」をレビュー。

VECLOS EPS-700

6月末のことなのでもう1月以上前になりますが、新しいイヤホンを購入しました。

今回購入したイヤホンは、「VECLOS EPS-700」。
魔法瓶で有名なサーモスの立ち上げたオーディオブランド「VECLOS(ヴェクロス)」のイヤホンです。

1ヶ月程度使い込んだ上で、EPS-700についてレビューしていきたいと思います。

そもそもVECLOS(ヴェクロス)とは?

VECLOS(ヴェクロス)

サーモスの作ったイヤホンと聞いて、「えっサーモスってあの魔法瓶の!?」となってしまう人は多いでしょう。

かくいう自分もそんな一人です。

サーモスの代名詞と言うべき「魔法瓶」、その仕組みには「真空」が大きく関わっています。

そんなサーモスが長年培ってきた真空に関する技術をオーディオに応用して生まれたのが、VECLOS(ヴェクロス)です。

魔法瓶の真空技術とオーディオの関係について、サーモスは以下の様に説明しています。

ピュアなサウンドを生み出す真空エンクロージャー

魔法びんの保温性を高める「真空二重構造」を、ヘッドホンやスピーカーに活かした技術が、サーモスの「真空エンクロージャー」です。真空層は大気より圧力が低い状態のため、大気との圧力差によりエンクロージャーの内筒と外筒に張力が発生します。これによりエンクロージャーの剛性が高くなると共に、優れたダンピング特性を発揮し、効果的に振動を減衰させることで、クリアなサウンドを実現します。

高い剛性によるクリアなサウンドで、優れた定位と音場を実現。

真空エンクロージャーによるクリアでピュアなサウンドが可能にしたのは、ダイナミックに変化する音の表情や奏者の息づかい、そして音楽の鳴る空間そのものを描き出すということ。その優れた定位と音場感により、まるで目の前で演奏されているかのような圧倒的なリアリティが生まれます。

【引用元】VECLOSについて | VECLOS サーモスの高音質スピーカー

正直説明を読んでもなかなかピンと来ませんが、一見畑違いに見える魔法瓶の技術をオーディオに応用しようと思った発想が凄いですね。

VECLOSのイヤホンは全部で4種類

今回のEPS-700を含め、以下の通りVECLOSのイヤホンは全部で4種類。

  • EPT-700(チタンレスハウジング、2BA)
  • EPT-500(チタンレスハウジング、1BA)
  • EPS-700(ステンレスハウジング、2BA)
  • EPS-500(ステンレスハウジング、1BA)

筐体の材質とBAドライバーの数がそれぞれ異なりますが、真空エンクロージャーは全てのモデルに採用されています。

VECLOSにはこの他にもヘッドホンやスピーカーもありますが、それらについては公式サイトをどうぞ。

「VECLOS EPS-700」を開封

シリコン製、コンプライ製の2種類のイヤーピースが付属

それではEPS-700を開封していきます。

イヤーピースは最初から装着されているシリコン製のものに加え、コンプライ製の低反発タイプの2種類が付属。

付属のキャリングポーチ

キャリングポーチも付属しています。

VECLOS EPS-700 外観

EPS-700の外観。
デザインに派手さはありませんが、無骨な感じで個人的には好み。

MMCX端子を採用

MMCX端子が採用されているのでリケーブルが可能です。

付属ケーブルは細くてしなやかなので使い勝手は良好。
しかし、タッチノイズはそれなりにありますね。

ちなみに、端子付近に左右識別のために「R」「L」の表示がありますが、同色のため分かりにくいです…。

EPS-700を1ヶ月使ってみて感じたこと

煌びやかで透明感のある音

肝心のEPS-700の音ですが、煌びやかで透明感のある中高域の音が特徴的です。

公式サイトには「華やかでメリハリのあるアタック感」とありますが、正にその通りな印象。

元気で明るい傾向の音なので、アップテンポで疾走感のある曲(特に女性ボーカル)によく合います。

下位モデルであるEPS-500についても購入前に試聴しましたが、同じステンレス製だけあって音の傾向も似ています。

しかし、EPS-700の方が音場が広いからでしょうか、広い空間で鳴っている様に聴こえました。

クラシックやジャズなどのゆったりとした曲を好む方には、チタン製のEPTシリーズの方が相性が良いかと思います。

音量は取りにくい

EPS-700のインピーダンスは70Ωと高め
そのため音楽を聴く際にはボリュームを少し上げる必要があります。

スマホ直挿しでも楽しめますが、性能を引き出すためにもなるべくパワーのあるDAP等を使った方が良さそうです。

軽量で装着感は上々

本体が金属製ではありますが、左右それぞれ約5グラムと軽量なこともあり、装着感は上々です。

イヤーピースがシリコン製、コンプライがそれぞれ3サイズずつ付属しているので、大抵の人はフィットするかと思います。

真空のおかげで遮音性◎

遮音性については、筐体内が真空となっているおかげか周りの音がかなり抑えられているように感じます。

そして、EPS-700は音の輪郭がボケずにハッキリしていることも相まって、周囲の雑音を気にせずに気持ち良く音楽を楽しむことができます。

シリコン製のイヤーピースでも十分な遮音性ですが、さらに高めたい場合はコンプライのイヤーピースをどうぞ。

キャッシュバックキャンペーン実施中(8月31日まで)

キャッシュバックキャンペーン中

サーモスのVECLOSシリーズについては今回紹介したEPS-700も含め、現在キャッシュバックキャンペーンが実施中です。

キャンペーン期間は7月1日から8月31日まで(応募締切は9月13日)となっており、期間中に購入し応募すると、最大1万円分のQUOカードがプレゼントされます。

詳しい内容については以下の通り。

・デジタルオーディオシステム「SSB-380S」
→QUOカード 10,000円分
・インナーイヤーイヤホン「EPT-700/EPS-700」
→QUOカード 6,000円分
・インナーイヤーイヤホン「EPT-500/EPS-500」
→QUOカード 4,000円分
・オーバーイヤーヘッドホン「HPT-700」
→QUOカード 6,000円分
・オーバーイヤーヘッドホン「HPS-500」
→QUOカード 4,000円分

記事の冒頭でも書いていますが、自分がEPS-700を購入したのは6月。
つまりキャッシュバックキャンペーンが始まる前です……。

こんなキャンペーンが始まるなら買うのを少し待っておくべきでした(泣)

EPS-700に限らず、VECLOSシリーズが気になる(なっていた)方々、購入するならキャッシュバックキャンペーン中の今がチャンスですよ。

最後に

購入するにあたり、今回紹介したEPS-700を含めVECLOSシリーズを試聴しましたが、どのイヤホンも個性的な印象を受けました。

ざっくり説明するなら、ステンレス製(EPS)は明るく元気な音、チタン製(EPT)は落ち着いたまろやかな音といったところ。

ただし、同じ材質であっても、同傾向ながら音のキャラクターには違いを感じたので、購入する際には一通り試聴してみることをおすすめします。

参入から日が浅く、知名度もまだまだ高いとは言えないのが現状ですが、今後もサーモスには注目していきたいですね。

以上、「魔法瓶のサーモスが作ったイヤホン「VECLOS EPS-700」をレビュー。」の記事でした。

それでは。